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テレビ朝日系で2025年夏クール放送中のドラマ『マイフィクション』が、記憶操作・なりすまし・予測不能な展開で話題を集めている。「この雰囲気のドラマ、もっと見たい!」という人に向けて、同じ”信頼が崩れるサスペンス”の快感を味わえる作品を5本厳選して紹介する。
この記事には『マイフィクション』の番組情報・あらすじの概要が含まれます。第7話・第8話の展開に触れる箇所がありますのでご注意ください。最終回の決定的な結末は書いていません。
目次
- 1 『マイフィクション』ってどんなドラマ?基本情報と見どころ
- 2 『マイフィクション』に似てるドラマを探す前に——刺さりポイントを整理する
- 3 マイフィクションに似てる心理戦・記憶系サスペンスドラマ5選【2025年版】
- 3.1 ① マイファミリー(TBS系・2022年)──なぜ似ている?:信頼していた身近な人物が黒幕かもという疑心暗鬼構造が共通
- 3.2 ② 告白-25年目の秘密-(日テレ系・2026年)──なぜ似ている?:過去の事件と秘密が現在の愛を揺さぶるラブサスペンス
- 3.3 ③ アンナチュラル(TBS系・2018年)──なぜ似ている?:「見えない真実」に迫る心理戦と、過去のトラウマを抱えた主人公造形が共通
- 3.4 ④ リバーサルオーケストラ(日テレ系・2023年)との比較で見えるもの——「信頼と愛情の揺らぎ」が好きな人へ
- 3.5 ⑤ MIU404(TBS系・2020年)──なぜ似ている?:「この人は何者なのか」という問いを最後まで引きずる構造が共通
- 3.6 番外編:海外ドラマまで視野を広げるなら「メンタリスト」も候補に
- 4 考察:マイフィクションが2025年夏クールの記憶系サスペンスとして刺さる理由
- 5 まとめ
- 6 よくある質問
『マイフィクション』ってどんなドラマ?基本情報と見どころ
まず、どんな作品なのかを押さえておこう。
テレビ朝日系・2025年夏クールで放送中の本作は、玉森裕太さん演じる謎多き男・二宮祐介と、森川葵さん演じる妻・由梨の関係を軸に展開するサスペンス・ラブストーリー。
「ある日、目が覚めると愛する妻に忘れ去られ、他人が自分になりすましていた」 という衝撃的な導入から物語が始まる。
記憶操作、なりすまし、婚約関係の隠蔽……複数の要素を詰め込みながらもストーリーの軸がぶれないのは、脚本・山岡潤平さんの手腕あってこそだと感じる。
第7話・第8話では、由梨と津村大輔(野村周平さん)の婚約関係が発覚し、二宮が由梨の記憶を改ざんしたのかという疑惑がいよいよ核心に迫る展開に。由梨の愛情が憎しみへと変わっていくくだりは、思わず画面に引き込まれる場面だった。
主題歌はKis-My-Ft2の「My Affection」(MENT RECORDING)、オープニング曲はredrawの「Karma」(SDR)。
この作品の魅力を一言で言うなら、「誰が嘘をついているのか分からない緊張感と、それでも諦められない愛情のせめぎ合い」 に尽きる。
『マイフィクション』に似てるドラマを探す前に——刺さりポイントを整理する
おすすめ作品に入る前に、「何が刺さったのか」を整理しておきたい。
この作品にハマる人が共通して挙げるのは、おおむね次の3点だ。
- 記憶・過去・真実が歪んでいく心理サスペンスの緊張感
- 「この人を信じていいの?」と揺れるラブストーリー
- 予測不能な展開と、終盤での怒涛の伏線回収
この3つをキーワードに、相性のいいドラマを選んでいく。
マイフィクションに似てる心理戦・記憶系サスペンスドラマ5選【2025年版】

① マイファミリー(TBS系・2022年)──なぜ似ている?:信頼していた身近な人物が黒幕かもという疑心暗鬼構造が共通
「大切な人が奪われる恐怖」と「見えない敵との心理戦」 という点で、マイフィクションと空気感がよく似ている。
二宮和也さんが演じるゲーム会社社長・鳴沢温人が、小学生の娘を誘拐されるところから物語が動き出す。妻役は多部未華子さんで、全10話構成。脚本は黒岩勉さんが担当し、夫婦が誘拐犯と知恵を絞って対峙していくサスペンスが展開する。
個人的に最も印象に残ったのは、中盤以降で「もしかしてこの人が犯人では?」という疑念が身内に向かっていく展開だ。マイフィクションで二宮祐介への疑惑が膨らんでいくあの感覚と、構造がほぼ重なる。
マイフィクションとの共通点は、「信頼していた身近な人物が黒幕かもしれない」という疑心暗鬼の構造 にある。
「誰が犯人か分からないまま引っ張られる感覚」が好きな人には、真っ先にオススメしたい1本。現在の配信状況は各動画配信サービスの公式ページでご確認を。
② 告白-25年目の秘密-(日テレ系・2026年)──なぜ似ている?:過去の事件と秘密が現在の愛を揺さぶるラブサスペンス
2026年夏クールに放送された作品で、『マイ・フィクション』と同時期に楽しめるサスペンスドラマだ。
25年前に起きた事件と、それぞれが抱える秘密が、現在の人間関係を少しずつ揺さぶっていく構成が特徴。松村北斗さん演じる雪村爽太は、幼い頃に出会った野瀬麻里子への片思いを25年間続けている。純愛に見える執着の裏側に、過去の事件と複数の秘密が絡み合い、「なぜ爽太は彼女を追い続けるのか」という謎が物語を動かしていく。
一方、『マイ・フィクション』も、記憶と現実をめぐる謎が少しずつ明らかになるサスペンス・ラブストーリーだ。過去に隠された真実が現在の愛や人間関係に影響を及ぼす点で、両作には共通する魅力がある。
筆者が個人的に注目している一本でもある。『告白-25年目の秘密-』は、過去の事件と25年間の片思いが、純愛なのか執着なのかという問いに結びついていく点が印象的だ。
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③ アンナチュラル(TBS系・2018年)──なぜ似ている?:「見えない真実」に迫る心理戦と、過去のトラウマを抱えた主人公造形が共通
「ブラック・ファミリア」として記載していた枠を、精度の高い情報でお届けするため差し替えた。実在確認のとれた作品として、「アンナチュラル」(TBS系・2018年) を強くオススメしたい。
石原さとみさん演じる法医解剖医・三澄ミコトが主人公の全10話。脚本は野木亜紀子さんで、「死因究明」という特殊なフィールドを舞台に、毎話の謎解きと全体を貫く大きな真相が二重構造で展開する。
マイフィクションとの共通点は2つある。ひとつは「表面に見える事実の裏に、まったく別の真実が隠れている構造」。もうひとつは「主人公が過去のトラウマを抱えながら、それでも前に進もうとする人間的な厚み」 だ。
ミコトが解剖台の前で「この人は本当は何があって死んだのか」と真実を追う姿は、二宮祐介が「由梨の記憶の中に何があったのか」を追い続ける構図とどこか重なる。脚本の質という意味でも、現時点で国内ドラマ最高峰のひとつだと断言できる作品だ。
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④ リバーサルオーケストラ(日テレ系・2023年)との比較で見えるもの——「信頼と愛情の揺らぎ」が好きな人へ
『マイ・フィクション』の「愛情と疑念が表裏一体」という感情の揺らぎが好きな人には、2023年放送の『リバーサルオーケストラ』もおすすめしたい。
『リバーサルオーケストラ』は、元天才バイオリニストの谷岡初音(門脇麦)と、ドイツ帰りのマエストロ・常葉朝陽(田中圭)が、廃団寸前の地元オーケストラ「児玉交響楽団」、通称「玉響」を立て直していく音楽エンターテインメント。2023年1月期に日本テレビ系の水曜ドラマとして放送され、脚本は清水友佳子さんが担当した。
サスペンス色は薄いものの、演奏者たちが過去の挫折や葛藤を抱えながら、少しずつ互いを信頼していく過程が丁寧に描かれる。理想と現実の間で揺れる人間関係や、相手を信じたいのに不安を拭えない感情という点では、『マイ・フィクション』と比較して楽しめる部分がある。
『マイ・フィクション』で描かれる、由梨が二宮への愛情と疑念の間で揺れる感覚に惹かれた人なら、『リバーサルオーケストラ』では、初音と朝陽、そして楽団員たちが築いていく信頼関係に注目してほしい。重い展開が続いたあとに、音楽と再生を軸にした温度感のある人間ドラマとして楽しめる作品だ。
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⑤ MIU404(TBS系・2020年)──なぜ似ている?:「この人は何者なのか」という問いを最後まで引きずる構造が共通
日常の中に潜む秘密と、関係者の内面の揺らぎ を丁寧に描く作風は、マイフィクションのファン層と親和性が高い。
綾野剛さんと星野源さんが主演を務めた全11話の刑事ドラマ。脚本は野木亜紀子さんで、「アンナチュラル」とリンクした世界観を持ちながらも、こちらは刑事バディもの×社会派サスペンスの色合いが強い。
マイフィクションで「玉森裕太さんの、善人なのか悪人なのか分からない表情の演技」が好きだった人には特にオススメ。MIU404でも、毎話の被疑者や参考人が「この人は本当は何者なのか」という問いを最後まで引きずらせる人物造形が見事で、その緊張感がマイフィクションと共鳴する。
個人的に最も印象的だったのは、綾野剛さん演じる伊吹藍の過去が少しずつ明かされていくくだりで、「表の軽妙さと内側の暗さ」のギャップがキャラクターに深みを与えている点が秀逸だった。
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番外編:海外ドラマまで視野を広げるなら「メンタリスト」も候補に

「マイフィクションみたいな、”見えない真実”に迫っていくサスペンス」というジャンルで視野を海外ドラマまで広げるなら、「メンタリスト」(CBS・2008〜2015年) は外せない。
全7シーズン・151話のアメリカ犯罪ミステリードラマで、心理分析のプロフェッショナルであるパトリック・ジェーン(演:サイモン・ベイカー)が、カリフォルニア捜査局のコンサルタントとして事件を解決していく。
マイフィクションとの共通点は2つある。
ひとつは「誰が嘘をついているのかを心理戦で見破っていく構造」。もうひとつは「過去のトラウマが現在の行動を支配している主人公造形」 だ。
ジェーンは妻と娘を連続殺人鬼「レッドジョン」に殺されたという壮絶な過去を抱えており、表の軽妙さと内側の暗さのギャップがキャラクターに深みを与えている。
「1話完結のミステリー」と「全シーズンを貫く大きな謎(レッドジョンの正体)」という二重構造で視聴者を引きつけ続けた点も、マイフィクションが持つ「毎話の伏線とシーズン全体の大きな謎」の構成に近い。
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考察:マイフィクションが2025年夏クールの記憶系サスペンスとして刺さる理由
結論から言うと、マイフィクションが今クール特別な存在感を放っている理由は「悪役を完全に憎めない構造」にあると思っている。
2025年夏クールのドラマを振り返ると、「過去と現在が交差するサスペンス」の比率が明らかに高い。マイフィクション、告白 ―25年目の秘密―……アプローチはそれぞれ違うけれど、全部に共通しているのは「信じていたものが崩れる恐怖」 というモチーフだ。
これは偶然じゃないと思っていて、SNS社会において「この人の”本当の姿”は何なのか」という疑念が日常的になりつつある今の空気感と、こういうドラマが刺さる感覚はリンクしているんじゃないかと感じている。
マイフィクションが特に巧みなのは、「悪役かもしれない人物に対しても、視聴者が完全に憎みきれない構造を作っている点」 だ。
二宮祐介が由梨の記憶を改ざんした(かもしれない)という事実は残酷なのに、なぜかその動機に「愛情のようなもの」が透けて見える。そのグレーゾーンが、最終話まで視聴者を手放さない理由だと筆者は分析している。
こういう「完全な悪が存在しないサスペンス」が好きな人には、紹介した5作のうち特に「マイファミリー」と「アンナチュラル」 を強くオススメしたい。どちらも「この人は結局何者なのか」という問いを最後まで引きずりながら見られる作品だから。
また、マイフィクションが示している「記憶の真実をめぐるサスペンス」というジャンルは、おそらく2025年以降のドラマでもトレンドとして続いていくだろうと予想している。AIや情報操作が身近になる社会で、「何が本当の記憶か」というテーマは今後ますますリアリティを持つはずだ。その意味で、マイフィクションはトレンドの先端を走っている作品だとも言える。
まとめ
マイフィクションに似たドラマを5本紹介した。
| 作品名 | 共通する魅力 | 放送局・年 |
|---|---|---|
| マイファミリー | 近距離の裏切り・疑心暗鬼の心理戦 | TBS系・2022年 |
| 告白 ―25年目の秘密― | 過去が現在を侵食する記憶系サスペンス | 日テレ系・2026年 |
| アンナチュラル | 表面の事実の裏に隠された真実を追う構造 | TBS系・2018年 |
| リバーサルオーケストラ | 信頼と愛情の間で揺れる人間ドラマ | 日テレ系・2023年 |
| MIU404 | 「この人は何者か」を引きずる人物造形 | TBS系・2020年 |
「記憶・嘘・愛情の三角形」がマイフィクションの本質だとするなら、今回紹介した5作はそれぞれ違う角度からその感覚に近づける作品ばかりだ。マイフィクションの最終話が放送されたあとも、「次に見るもの」には困らない。
よくある質問
マイフィクションはTVerで見られますか?
公式情報によると、見逃し配信がTVerや公式サイトで行われています。最新の配信状況はテレビ朝日の番組公式ページまたはTVerでご確認ください。
マイフィクションの主演・主題歌は?
主演は玉森裕太さん(二宮祐介役)と森川葵さん(由梨役)。主題歌はKis-My-Ft2の「My Affection」(MENT RECORDING)、オープニング曲はredrawの「Karma」(SDR)です。
マイフィクションの脚本家は誰ですか?
脚本は山岡潤平さんが担当しています。記憶操作・なりすまし・愛情という複数の要素を絡めながらも軸がぶれない構成力が今クール高く評価されています。
マイファミリーはどこで見られますか?
2022年放送のTBS系ドラマです。現在の配信状況はサービスによって異なりますので、各動画配信サービスの公式ページで最新情報をご確認ください。


