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ドラマ『マイ・フィクション』で、主人公・伊川正樹が暮らしていた町「森沼ネクスタウン」。
一見すると、事件事故ゼロが続く理想的な町のように見えますが、第1話の展開を見る限り、その平和さには大きな違和感があります。
住民全員が受ける無料定期検診、きれいすぎる街並み、そして伊川正樹の存在が突然消えたような世界。
この記事では、『マイ・フィクション』の舞台である森沼ネクスタウンの正体や、平和すぎる町の目的について考察していきます。
※この記事には『マイ・フィクション』第1話以降の内容を含みます。
森沼ネクスタウンの設定や今後の展開考察に触れています。未視聴の方はご注意ください。
目次
森沼ネクスタウンとは?
森沼ネクスタウンは、『マイ・フィクション』に登場する架空の町です。
実在する地名ではなく、ドラマ内の舞台として設定された町と考えられます。
この町の大きな特徴は、1100日以上にわたって事件事故ゼロを続けていることです。
主人公の伊川正樹は、この森沼ネクスタウンで妻・真弓と暮らし、老人ホーム「はるなぎ園」で介護士として働いていました。
表向きは、安全で穏やかで、住みやすい町です。
しかし、事件事故ゼロが長く続きすぎていることや、住民全員が無料定期検診を受けていることを考えると、この町はただ平和なだけではない可能性があります。
森沼ネクスタウンが不自然に見える理由
森沼ネクスタウンには、いくつかの不自然な点があります。
- 1100日以上、事件事故ゼロが続いている
- 住民全員が無料定期検診を受けている
- 街並みがきれいすぎる
- 住民の反応がどこか均一に見える
- 伊川正樹の存在が突然、周囲から忘れられている
もちろん、これだけで町全体が怪しいと断定はできません。
ただ、『マイ・フィクション』が記憶や存在の書き換えをテーマにしていることを考えると、森沼ネクスタウンそのものが物語の核心に関わっている可能性は高そうです。
考察1:記憶操作・記憶書き換え実験施設説
最も有力に見えるのは、森沼ネクスタウンが記憶操作や記憶書き換えの実験場になっているという説です。
第1話では、伊川正樹が事故から目覚めた後、妻や職場の同僚たちから忘れられていました。
さらに、自分ではない別人が「伊川正樹」として生活しているという異常な状況が起きています。
この展開を考えると、単なる記憶喪失ではなく、周囲の人々の記憶や認識が書き換えられている可能性があります。
森沼ネクスタウンの無料定期検診も、住民の健康管理ではなく、記憶や意識を調整するための仕組みなのかもしれません。
もし町全体で記憶の書き換えが行われているなら、事件事故ゼロという記録も、実際に事件が起きていないのではなく、事件そのものを記憶から消している可能性があります。
事件事故ゼロは「なかったこと」にされている?
森沼ネクスタウンの事件事故ゼロという設定は、一見すると町の安全性を示すものです。
しかし、伊川正樹の存在が消されたような現象を見ると、その記録にも疑問が残ります。
もし事件や事故が起きても、住民の記憶が書き換えられ、記録も修正されているのだとしたら、町の平和は本物ではありません。
つまり森沼ネクスタウンは、犯罪が起きない町ではなく、犯罪や事故が起きても「なかったこと」にできる町なのかもしれません。
この場合、町の目的は住民を守ることではなく、人工的に平和な状態を維持することだと考えられます。
考察2:仮想現実・シミュレーション説
森沼ネクスタウンには、仮想現実やシミュレーション空間ではないかという見方もあります。
街並みが整いすぎていることや、住民の行動がどこか均一に見えることから、現実の町というより、管理された空間のようにも感じられます。
また、伊川正樹の記憶が不自然に区切られているように見える点も、この説を補強します。
ただし、第1話では病院での検査や川への転落など、現実世界として描かれている要素も多くあります。
そのため、完全な仮想空間というより、現実の町にシミュレーション的な管理システムが組み込まれている可能性の方が自然かもしれません。
現実と仮想の境界があいまいになっている町。
それが森沼ネクスタウンの正体という可能性も考えられます。
考察3:監視社会の実験場説
もうひとつ考えられるのが、森沼ネクスタウンが監視社会の実験場になっているという説です。
住民全員が無料定期検診を受けていることは、健康管理の名目で住民データを集めているようにも見えます。
さらに、町全体に隠しカメラや監視システムが設置されているとすれば、住民の行動は常に記録されている可能性があります。
事件事故ゼロを維持するために、住民の行動を先回りして制限している。
あるいは、危険な人物や不都合な記憶を町から排除している。
そう考えると、伊川正樹が突然「存在しない人間」のように扱われたのも、町の管理システムから弾き出された結果なのかもしれません。
無料定期検診は記憶操作の入口?
森沼ネクスタウンで特に怪しいのが、住民全員が受ける無料定期検診です。
健康診断としては自然な設定にも見えますが、ドラマの展開を考えると、単なる検診とは思えません。
検診によって、住民の記憶や脳の状態がチェックされている可能性があります。
さらに、必要に応じて記憶のリセットや書き換えが行われているとすれば、町の平和は検診によって維持されていることになります。
伊川正樹が津村大輔と出会った後に激しい頭痛に襲われたことも、記憶のロックが外れかけた反応だったのかもしれません。
津村大輔は町の秘密を知っている?
津村大輔は、森沼ネクスタウンの謎を解くうえで重要な人物です。
伊川正樹は、津村と目が合った瞬間に激しい頭痛に襲われました。
このことから、津村は伊川の記憶や、森沼ネクスタウンの秘密に関わっている可能性があります。
津村が黒幕なのか、それとも町の管理システムに抗う人物なのかは、現時点では断定できません。
ただ、津村の登場によって伊川の平穏な日常が崩れたことは確かです。
もし津村が伊川の記憶を元に戻そうとしている人物なら、彼は敵ではなく、町の秘密を暴こうとする案内役なのかもしれません。
森沼ネクスタウンの目的は何か
森沼ネクスタウンの目的として考えられるのは、人工的に平和を維持することです。
その方法として、記憶操作、住民の監視、定期検診による管理が行われている可能性があります。
表向きには、事件事故ゼロの理想の町。
しかし裏側では、住民の記憶や行動をコントロールすることで、都合の悪い出来事を消しているのかもしれません。
その場合、『マイ・フィクション』は単なる記憶喪失サスペンスではなく、平和とは何かを問う物語でもあります。
人の記憶や自由を操作して作られた平和は、本当に平和と呼べるのか。
森沼ネクスタウンは、その問いを象徴する舞台として描かれているのではないでしょうか。
今後の展開で注目したいポイント
今後の展開では、森沼ネクスタウンの仕組みが少しずつ明かされていくと考えられます。
特に注目したいのは、次のポイントです。
- 無料定期検診で何が行われているのか
- 1100日以上事件事故ゼロという記録は本物なのか
- 伊川正樹の記憶はいつ、どこで書き換えられたのか
- 津村大輔は町の管理側なのか、反抗する側なのか
- 森沼ネクスタウンの外の世界はどうなっているのか
森沼ネクスタウンが本当に管理された町なら、伊川が自分の存在を取り戻すことは、町のシステムそのものを壊すことにもつながりそうです。
『マイ・フィクション』第1話の記憶転送説や同じ顔の男の謎については、こちらで考察しています👇

『マイ・フィクション』に原作があるのか、オリジナル脚本なのかはこちらで整理しています👇

まとめ
森沼ネクスタウンは、『マイ・フィクション』に登場する架空の町です。
1100日以上事件事故ゼロを誇る平和な町ですが、その平和さは不自然で、記憶操作や監視社会の実験場である可能性があります。
特に、住民全員が受ける無料定期検診は、記憶のリセットや書き換えに関わっているかもしれません。
また、津村大輔は伊川正樹の記憶や町の秘密を揺さぶる重要人物として描かれていきそうです。
森沼ネクスタウンは、ただの舞台ではなく、『マイ・フィクション』の核心にある「記憶」「存在」「作られた平和」を象徴する場所なのではないでしょうか。

