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おじさん達が子供の頃、駄菓子屋で買って遊んでいた「ようかいけむり」。
生産中止が発表になり長い歴史に終止符が打たれました。
今更ですがその正体が知りたくなり調べてみました。
後世に残していけるようにと
色々と画策したんですけど
力及ばずでした…。ようかいけむり・おばけけむり
については、在庫限りで終了となります。無くなってしまう前に
良ければ遊んでみてくださいね。 pic.twitter.com/1FWbx67Kkb— 堀商店【公式】🎃ハロウィンの景品・販促品はおまかせ (@horishoten) August 31, 2020
ようかいけむりの仕組みと概要
そもそも「ようかいけむり」って何なのという人のために、簡単に説明を。
ようかいけむりの正体
「ようかいけむり」とは、指につけてこすると煙?が出てくる
ネバネバが塗り付けてある紙のおもちゃです。
ちょっと何言ってるかわからないと言われそうなので実際に遊んでいる画像をご覧ください。
ようかいけむりにはしゃぐ私
撮影→いおちゃん
横の手→みけさん pic.twitter.com/tHHkj1oDUm— 藤田いろは🐰ミスFLASH2020 (@irohairo1151) September 20, 2020
ようかいけむりの成分と仕組み
その主成分は硫黄(五酸化ニリン)。
箱型マッチのマッチ棒をする部分にも使用されています。
松ヤニに似た人工樹脂でこの繊維が空中に飛ぶ様が、煙のように見えるのです。
正体は、糸のような繊維だったんですね。
マッチを擦った後に残る茶色いヤニの様な物を指につけてこすると同じ現象になります。
画像出典:日東社
ようかいけむりの製造元は
製造元は「小林商店」という町工場です。
親族の方々が引き継いで、細々と製造していたようです。
私が小学生だった1960年後半に遊んでいた記憶があるので1960年代に存在していたのは事実です。
ようかいけむりの仕組みまとめ
1960年当時1枚5円?位だったと記憶しています。
オークション等で高額転売されているのを見る限り
現在の流通数はかなり少ないでしょう。(2022年9月20日現在)
1枚約\210、高くて遊ぶ気にはならないですね。
消耗品と言うよりコレクションの分類に入る感じです。
他の商品を見てもだいたい\200〜\300位の値段で売られているようです。
【製造終了】1枚20円ほどの「ようかいけむり」高額転売相次ぐhttps://t.co/jAAZ7XtjfV
駄菓子屋店などには生産終了を聞き付けた人から問い合わせが相次いでいる。販売側は買い占め行為はやめるよう呼びかけている。 pic.twitter.com/xnoQrVJyFN
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 2, 2020
生産終了を惜しむ声も多数上がっているので、また製造が復活する事を祈っています。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。