「しあわせは食べて寝て待て」ドラマ化！桜井ユキ主演でNHK火曜10時枠に登場

水凪トリの人気漫画『しあわせは食べて寝て待て』が、2025年4月1日よりNHK総合にてドラマ化決定。主演は桜井ユキさんで、宮沢氷魚さんや加賀まりこさんらが共演します。

病気をきっかけに団地に引っ越した主人公・麦巻さとこが、薬膳料理や人との交流を通じて少しずつ心身を取り戻していく姿が描かれ、多くの共感を集めています。

ドラマでは、東久留米市の滝山団地をロケ地に昭和の雰囲気をリアルに再現。放送はNHK地上波のほか、NHKプラスなどでの配信も予定されています。

しあわせは食べて寝て待てドラマの放送情報と視聴方法

『しあわせは食べて寝て待て』は、2025年春のNHKドラマとして注目されています。

初回放送は2025年4月1日（火）夜10時で、NHK総合テレビ「火曜ドラマ」枠で放送されます。

全9話構成となっており、1話ごとに麦巻さとこの穏やかな生活の変化が描かれていく予定です。

また、毎週金曜の深夜（木曜24:35～）に再放送も用意されており、リアルタイムで見逃してしまった方も安心です。

地上波放送と連動してNHKプラスでの見逃し配信も利用可能で、スマホやPCからも手軽に視聴できます。

さらにNHKオンデマンドでもアーカイブ配信が予定されており、後からまとめて視聴したいという方にも最適な環境が整っています。

なお、他のVODサービス（Netflix、U-NEXT、Amazonプライムなど）での配信は、現時点では発表されていません。

ただし、NHK系ドラマは後日他の配信プラットフォームで展開されるケースも多いため、今後の動向にも注目です。

VOD配信も充実！NHKプラス・オンデマンドで視聴可能

『しあわせは食べて寝て待て』は、地上波放送だけでなく、複数のVOD（ビデオ・オン・デマンド）サービスで視聴可能です。

特に注目すべきは、NHKプラスでの見逃し配信です。

NHKプラスでは、放送後1週間以内であれば無料でスマートフォン・パソコンから視聴でき、視聴者にとって非常に便利な選択肢となっています。

さらに、NHKオンデマンドでは全話一括配信も予定されており、まとめて楽しみたい方にはこちらがオススメです。

NHKオンデマンドは月額プランのほか、1話ごとの単品レンタル形式もあり、自分のスタイルに合わせた視聴が可能です。

ただし、視聴にはNHK受信契約とアカウント連携が必要な場合がありますので、事前確認をおすすめします。

一方で、Netflix、U-NEXT、Hulu、Amazonプライムビデオなど他社VODでの配信予定は現在発表されていません。

今後、ドラマの人気次第では他のサービスでの展開もあるかもしれませんので、続報をチェックしましょう。

キャスト一覧｜個性豊かな登場人物たち

『しあわせは食べて寝て待て』には、主人公・さとこを取り巻く温かな人間関係が丁寧に描かれています。

それぞれの登場人物が、さとこの再出発を支える存在として重要な役割を果たしています。

豪華キャスト陣が演じる魅力的なキャラクターたちに注目です。

◆ 主要キャスト

• 麦巻さとこ（桜井ユキ）：持病を抱えながらも自分らしく生きようとする38歳の独身女性。団地での新たな暮らしを始める。
• 司（宮沢氷魚）：さとこが引っ越した団地に住む“料理番”の青年。薬膳に詳しく、料理を通じて彼女の生活を支える。
• 美山鈴（加賀まりこ）：92歳のおせっかいな大家さん。人情味にあふれ、さとこにとって母のような存在に。

◆ 追加キャスト

• 唐圭一郎（福士誠治）：デザイン事務所の代表。過去にさとこと接点があり、再会によって物語に波紋が生まれる。
• 青葉乙女（田畑智子）：出版社に勤める編集者。落ち着いた雰囲気の中に芯の強さを持つ、さとこのよき相談相手。
• マシコヒロキ（中山雄斗）：フリーのグラフィックデザイナー。少し天然な一面を持ち、周囲を和ませる存在。
• 巴沢千春（奥山葵）：若手デザイナーで、マシコの後輩的存在。まっすぐで素直な性格。
• 反橋りく（北乃きい）：OLとして働く一方、何かを抱えている様子の女性。さとことも意外な接点が生まれる。
• 八つ頭仁志（西山潤）：引きこもりの青年。団地の中で少しずつ心を開いていく姿が描かれる。
• 高麗なつき（土居志央梨）：フリーのイラストレーター。さとこに新たな視点や刺激を与える人物。
• 目白弓（中山ひなの）：高校3年生。団地に住む少女で、さとこの生活に小さな彩りを添える存在。
• 麦巻惠子（朝加真由美）：さとこの母親。親子関係に距離がありながらも、静かな愛情が感じられる。

どのキャラクターも物語にしっかりと根を張っており、さとこの成長と変化を支える存在として描かれます。

それぞれの人生が交差する団地という舞台で、人間関係の温かさや繊細さが丁寧に表現されていくのが本作の大きな魅力です。

桜井ユキ演じる主人公・さとこの人生再出発

『しあわせは食べて寝て待て』の主人公・麦巻さとこは、38歳・独身で免疫系の持病を抱えている女性です。

かつてはフルタイムで働いていたものの、体調の悪化により退職を余儀なくされ、現在は週4回のパート勤務で生活しています。

「ちゃんとできない」ことに対する劣等感と、それを抱えながらも生きていく彼女の姿は、多くの視聴者に深く共鳴するはずです。

演じるのは、繊細な感情表現に定評のある女優・桜井ユキさん。

さとこの静かな生活のなかで芽生える喜びや戸惑い、ゆるやかな回復のプロセスを、丁寧な演技で描き出します。

病気、孤独、社会との距離感といったテーマを、押しつけがましくなく優しく伝える演技に期待が高まっています。

さとこは、引っ越した先の団地で出会う人々との交流を通じて、自分らしいペースで再び前を向き始めるようになります。

その変化は、派手ではないけれど確かで、観る人の心にそっと寄り添ってくれるはずです。

ロケ地は東久留米の滝山団地！昭和の風景を再現

ドラマ『しあわせは食べて寝て待て』の主要な舞台となるロケ地は、東京都東久留米市にある滝山団地です。

滝山団地は1969年に建設された大規模団地で、昭和の面影を色濃く残しています。

築45年という物語設定にもぴったりで、さとこが引っ越してくる“古くて温かい団地”の雰囲気をリアルに再現できるロケーションです。

団地内には、公園や広場、古い商店なども点在しており、ドラマの様々な生活シーンを描くのに最適な舞台となっています。

今後、喫茶店や釣り堀、公園といった追加ロケ地も登場する可能性があり、団地を中心に広がる人間模様にも期待が高まります。

▶ 滝山団地の場所をGoogle Mapsで確認する

作品の魅力を支える“薬膳料理”とは？

『しあわせは食べて寝て待て』の物語を語るうえで欠かせないのが、薬膳料理の存在です。

薬膳は「食べることで心と体を整える」という考えに基づき、主人公・さとこが再び自分の生活を取り戻す鍵として描かれています。

以下は、作中に登場する代表的な薬膳料理とその効能です。

料理・食材名	効能・説明
大根	頭痛の緩和や消化促進に効果があるとされ、さとこが日常的に取り入れている。
鶏団子のスープ	体を内側から温め、滋養強壮に優れた定番薬膳スープ。
ドライフルーツのあんず	胃腸を潤し、貧血や疲労に効果。小腹満たしにも最適。
梅シロップ	夏バテ防止や喉の調子を整える。飲みやすく、日常に取り入れやすい。
ジャスミン茶＋陳皮	香りによるリラックス効果と、胃の働きを助ける爽やかなブレンド。
小豆粥	体を温め、利尿作用やむくみ改善にも効果的。寒い季節におすすめ。

これらの薬膳料理は、さとこの体調だけでなく、彼女の心も癒していく大切な要素として登場します。

また、料理を通じて人と人がつながり、“自分らしい幸せ”に気づくきっかけにもなっています。

薬膳というと難しそうに感じるかもしれませんが、身近な食材でもできる点が本作の魅力でもあります。

しあわせは食べて寝て待て｜原作漫画の最新刊・連載情報

ドラマ化で注目が高まっている『しあわせは食べて寝て待て』ですが、原作漫画も現在進行形で連載中です。

漫画は秋田書店の女性向け雑誌『フォアミセス』にて連載されており、読者からは「日常に寄り添う癒し系作品」として根強い支持を集めています。

持病と向き合いながらも前を向いて生きるさとこの姿が、丁寧な筆致で描かれています。

◆ 発売情報

• 第1巻：2021年4月16日発売。シリーズの原点で、さとこの団地暮らしの始まりが描かれる。
• 第5巻：2024年11月15日発売。
• 第6巻：2026年1月17日頃の発売予定。

◆ 電子書籍情報

• 配信中：BOOK☆WALKER、ブックライブ、Kindleなどの主要電子書店にて配信中。

原作は落ち着いたテンポで展開され、1巻ごとのテーマと心の変化が丁寧に描かれています。

特に第1巻では、引っ越し前後の葛藤や新生活の不安がリアルに描かれており、共感を呼ぶスタート地点として高い評価を得ています。

◆ 著者・水凪トリさんについて

作者の水凪トリさん自身も膠原病という持病を抱えた経験があり、その実体験が作品に大きな説得力を与えています。

薬膳と出会い、体調が改善していったプロセスをリアルに描写しているため、作品そのものが“暮らしのヒント”としても役立つのです。

漫画とドラマの両方を楽しむことで、さとこが見つけていく“自分なりの幸せ”をより深く味わえるはずです。

しあわせは食べて寝て待て｜原作から読み取るメッセージ

『しあわせは食べて寝て待て』が多くの読者・視聴者の心を惹きつける理由は、日々の生活の中にある小さな幸せを大切に描いているからです。

主人公・さとこは、持病や孤独、社会との距離感と向き合いながら、無理せず、背伸びせずに生きる術を見つけていきます。

その姿は、「がんばらなきゃ」「普通に戻らなきゃ」と焦ってしまう現代人に、“そのままでもいいんだよ”と静かに語りかけてくれるようです。

団地での穏やかな暮らし、人との交流、薬膳との出会い──すべてがさとこの癒しとなり、人生を再構築していく要素になります。

それは、特別な成功や変化ではなく、“今日を生き抜いた”という静かな達成を描いているのです。

読後・視聴後に、「なんだかちょっと自分に優しくなれた気がする」そんな気持ちになれるのが、この作品の最大の魅力です。

“できない自分”を受け入れるということは、“いまの自分”を認めるということ。

誰かの言葉じゃなく、自分のペースで幸せを見つけることの大切さを、さとこは教えてくれます。

しあわせは食べて寝て待てドラマの最新情報まとめ

2025年春放送予定のNHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』は、桜井ユキ主演で描かれる“再出発の物語”です。

薬膳、団地、人間関係を通して丁寧に紡がれるストーリーは、心の奥にそっと染み渡ります。

体調や心に不安を抱えながらも生きるすべての人に、優しい希望を届けてくれることでしょう。

ここで、これまでの最新情報を改めてまとめておきます。

• 放送開始日：2025年4月1日（火）22:00～ NHK総合
• 再放送：毎週金曜 0:35～（木曜深夜）
• 配信：NHKプラス（見逃し）、NHKオンデマンド（全話予定）
• キャスト：桜井ユキ、宮沢氷魚、加賀まりこ、他多数
• ロケ地：東京都東久留米市 滝山団地
• キーワード：薬膳料理／団地暮らし／癒し／自分らしい生き方

今後は、予告映像や主題歌情報、番組公式サイトの公開も期待されます。

気になる方はNHKの公式SNSや番組HP、また出演者のインスタグラムやX（旧Twitter）も定期的にチェックしてみてください。

心が疲れたとき、立ち止まりたくなったとき、このドラマが静かに寄り添ってくれるはずです。